今住んでる街、勤務先の街、馴染みのお店は何軒ありますか?
渋谷や新宿の飲食店には詳しいのに、家に遊びに来た友人の「この辺でおいしいお店はどこ?」の質問に答えられない…。こんな経験、意外とあるはず。

もっと地元の街・働く街を知って欲しい。
住む人と働く人を繋ぐ機会は作れないだろうか?
でもボランティアとかだと参加の敷居高いし…

じゃあとりあえず、一緒に飲みながら考えるってのはどう?

品川から羽田空港に向かう京急沿線6つの商店街で、お得なチケットを片手に、歴史ある街道を食べ歩くイベント【旧東海道品川宿喰いだおれナイト】が開催中。
前売り券1800円(600円チケット×3枚)を購入すれば、1チケットで1店舗の気合いの逸品とワンドリンクを楽しめる。
気になってたけど、きっかけがなくて…というお店に、この機会に行ってみよう。
参加しているのは、ほとんが個人経営の小さなお店だから、店主や隣り合った人と話してみよう。
各店、これで600円!?と驚くような赤字覚悟のサービスを準備してくれています。


イベント初日の9日、行ってきました!
インフォメーションには、各店の提供品一覧があり、まずはここで回るルートを考えてから出発。

一軒目、ホルモン焼き+生ビール中ジョッキ。

簡素な建物に赤ちょうちん…一見さんでは勇気が要りますが、入ってみれば気さくな夫婦が切り盛りするお店でした。注文が入ってからホルモンを調理してくれた、臭みのないあっさり味のホルモン焼きはいい歯ごたえ。

二軒目は友人が合流して合計8人で、焼き鳥1本+30分ビール飲み放題にチャレンジ!

最高記録者は5杯。平均3杯いただきました。今回出店の中で一番人気のお店になったそうです。

最後の三軒目は、チヂミ+キムチ+マッコリ+カラオケ1曲とゆうスナックへ!

並々とマッコリを注ぐママ。カラオケは自分で歌うもよし、ママにリクエストするもよし。常連さんとデュエットしてきました。店が一気に若返ったようだとママも上機嫌でした。


この通称“バル系イベント”の火付け役は2004年の函館。現在各地で開催する度に大反響を呼んでいる。しかし、飲食店の店主を巻き込むのは苦労もある。今回の主催者・㈱しながわ街づくり計画/代表の佐藤さんは、6つの商店街の飲食店約200件に主旨を説明してまわった。始めは冷ややかな対応をしていた店主も、チケットやポスターが出来上がると、「これもおまけしちゃおうかな」と積極的にお客さんを喜ばせるサービスを考えてくれるようになり、地元有志による活性化に、応えてくれ、最終的に70店が参加する事になった。

震災以降、見直される地域の絆。その土地に根ざしている人々との交流が、新たな発見や安心を生むきっかけになればステキですね。

今月もまだ2回開催があります。
ローカル駅のお店に遊びにきてみませんか?

■イベント概要
日程:9/9(金)立会川・鮫洲商店街、9/15(木)青物横丁商店街、9/22(木)北品川・新馬場商店街
時間:12時~24時 ※お店により異なる
参加方法:下記連絡先から予約するか、当日現地インフォメーションにてチケット購入後、好きな店に行き、チケットを提示しサービスを受ける。使いきれなかったチケットは後日金券として使用可能。
チケット:前売り券/1800円(600円×3枚)、当日券/2100円(700円×3枚)

■お問い合わせ
㈱しながわ街づくり計画/佐藤
kuidaore@shinapro.com
03-6404-6388
ポスター http://www.facebook.com/note.php?note_id=230226490349783
Facebook http://www.facebook.com/s.kuidaore