◆男子野菜部はファーマーズマーケットの運営だけでなく、学ぶ場づくりにも力を入れています。8月から定期的に行われている「青山フルーツパーラー」は果物の食べくらべ会です(冬期はお休みの予定)。

品種や農家によって少しずつ味が違うので、自分のお気に入りの果物を発見できるチャンス!農家のトークタイムでは、どのように食べれば美味しいかをレクチャーしてくれるので一挙両得の楽しいイベントです。「一歩踏み込んだ関係づくり、知識の場を提供していきたい」と田中さん。

ファーマーズマーケット

青山フルーツパーラー



青山の国連大学前で毎週末に開催されるファーマーズマーケットには、旬の野菜や果物が並ぶだけでなく、天然酵母のパンやキッチンカーのランチプレートや挽きたてコーヒーなどがあります。人と人、農家と食べる人が繋がるのがファーマーズマーケット。作り手とのコミュニケーションで買い物がぐんと楽しくなりますよ。

小規模なファーマーズマーケットは各地で開催されていますので、自分の住む地域のファーマーズマーケットを調べて、農家さんとの会話を楽しみながら買い物をしてみるのはいかがでしょうか。

作り手の顔が見えて、買うときからわくわくした気持ちになると、料理するのも楽しくなるはず。青山のファーマーズマーケットはオープン当初からくらべて売上も来場者数も右肩上がりだそうです。筆者も行きましたが、老若男女問わず賑わっていました。バンドの生演奏があったり出展者の顔ぶれも毎週異なるので、時間が経つのを忘れてあれこれ見て回りたくなります。晴れた日にはぜひ行ってみましょう。


*(注)ファーマーズマーケットとは、農家が栽培収穫した野菜や果物などを農家自ら販売を行う直売型マーケット。地域のコミュニティスペースの場としても捉えられる。アメリカ、ヨーロッパではポピュラーだが、日本ではまだまだ少ない。

(オルタナS編集部員=川久保亜純)


Farmaer’s Market HP>>>Farmer’s Market
Facebookページ>>>Farmer’s Market st UNU


男子野菜部
野菜を中心に人と人、食べる人と生産者を結ぶことをモットーに活動。キャプテンの田中佑資さんを筆頭に、野菜好き男子が集まりファーマーズマーケットの企画・運営を行う傍らケータリングや246COMMONの運営にも携わる。著書に「これからの野菜の食べ方」「青山ファーマーズマーケット畑レシピ」など。野菜をエンターテイメントに!ただ食べるだけではなく、野菜を使った演出やデザインなど新しい発想も提案している。



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