——今後のイベントの展望はどのように考えていますか。

西田:現在進行形で進んでいるプロジェクトがいくつかあるので、その兼ね合いの中で新しい事業にも結びつけていくイメージでしょうか。以前、開催した「横浜・Fマリノス×タイフェア」では、スポーツ観戦という枠組みを活用したフードイベントの可能性を感じました。

サッカーを観戦するときって、手にする食材は大体、ホットドックとか固定化されていますよね。そこに、チームの地元の食材を使ったタイ料理を提供することで、知るきっかけを生むと同時に生産者との交流の場を作ることもできます。あと、地酒のニーズがとても高かったですね(笑)地元の食材に触れる新しい環境としては魅力的だな、と。サッカー以外のスポーツでも、このモデルは当てはまるし、今後のフードイベントの展望を考えるとヤムヤムとの親和性は高いように思えました。

実際のイベントの様子

実際のイベントの様子

■食材が持つストーリーを「六次産業」へ
フードイベントだけではなく、「雹kissりんごプロジェクト」「いぐさうどん」など都道府県に切り込んだ地場食材の販売促進のためのプロジェクトも行っている。
ヤムヤム・りんご

——ヤムヤム独自の食材が持つ魅力の伝え方はありますか。

西田:六次産業化プランナーの活動の中で、タイ料理屋で働いていた経験と、そこで学んだタイ料理の作り方は大事にしていますね。それらを踏まえて、六次化という視点で食材を見ています。

■積み上げ型のイベントとレシピコンテストの開催
ヤムヤムが各都道府県を回り始めて3年。先日、16県目の大阪府を終えたばかりだ。西田さんは、これらの問題点として、地域によるタイ料理の認知度の差を上げていた。都心部にはタイ料理屋も多く、実際に口にしたことのある人も多い。しかし、地方に行けばタイ料理屋も少なくなり、タイ自体の認知度も低いという。

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