音の世界の中で研ぎ澄まされる~ゴールボール日本代表のパラ五輪 2012年9月7日 オルタナS編集長 池田 真隆 カナダ戦。安達阿記子選手の欠場もあり苦戦したが、ディフェンスは安定(写真:安藤理智/studioAFTERMODE) ゴールが決まり、ホイッスルが鳴った途端に会場が沸く。それまでは選手は沈黙の内に集中し、観客も記者も静寂に張り詰めた緊張に息をのむ。ゴールボールは、3人対3人のチーム戦。 ガーゼの眼帯をした上にアイシェードをつけて、相手のゴールにバスケットボール大のボールをシュートする。中には鈴が3~4個はいっていて、その音を聞いて選手達はボールの位置を把握する。ラインの下には紐が入っていて、触れば分かるようになっている。(寄稿・矢萩邦彦/studioAFTERMODE) 1 2 3 4 5