また、能力があっても上手くコミュニケーションがとれず、ひきこもりやニートになってしまった若者には、交流の場を提供する「場作りプログラム」も行っている。何か特別なことをするのではなく、一緒にゲームをしたり、軽食を食べながら談話をすることで、少しずつコミュニケーンの楽しさを感じてもらおうとしている。

もう一つの軸は、起業家を支援することにより、雇用そのものを増やそうという取り組みだ。

12月1日にリリースされた「チャレンジスター」もそうした取り組みの一つ。東北復興のための企業家支援を行っている一般社団法人MAKOTOと連携し、東北の新しい雇用を生み出す企業のためのクラウドインキュベーションプラットフォーム(市民参加型起業家支援サイト)を構築した。

このサービスでは、クラウドファンディングのような資金面での支援だけではなく、「困りごと」の解決も可能になっている。「困りごと」には、ホームページ作成やデザイン面での支援を募っており、金銭以外での支援も可能になっている。

■地域の成功を全国へ、そして持続可能な活動に

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