「私は事故にあって身体が不自由になってからも、自分のことは自分ですべてやっている。だから、私は『自立』できている」
「以前までは、それが自立と思われていたけれど、介助者を必要としている人たちもいる。自分でできないとしても、大切なのは自分で決定することで、さらにその決定を実行して責任を持つことが『自立』だ」
上記は、障がい者の自立生活における「自立」の概念についての議論の一部だ。メインストリーム協会(障がい者自立生活センター)の井上武史さんは、JICA草の根技術協力活動の一環として、中米コスタリカにて障がい分野への支援を行なっている。(オルタナS特派員=清谷啓仁)
■障がい分野におけるJICA草の根技術協力活動