昨年行われたプレ公演を見た学生は、「命懸けで誰かを助けようとする千畝の姿がピアノの音色や歌に合わさって私の心の琴線に触れた。オペラだからこそ、私たちは幸子の苦悩や千畝の勇気をありのままに感じることができるのだ」と述べている。

今回公演の行われる早稲田大学内には、OBでもある彼の功績を伝えることを目的とした「千畝ブリッジングプロジェクト」という団体がある。杉原千畝がビザ発給をしたリトアニア、多くのユダヤ人の命が奪われた「アウシュヴィッツ強制収容所」のあるポーランドを訪問。日本国内の高校にて、彼の功績についての授業を行うといった活動をしている。

今後は、12月5日(土)に品川きゅりあん大ホールにて公演が行われる。昼と夜の2回公演。チケットは、9月1日より販売される。最新情報は、公式Facebookページで。

・オペラの詳細は以下の通り
【日時】2015年7月26日(日) 15時開場、16時開演(終演予定は18時半)
【場所】早稲田大学大隈講堂
【料金】入場無料(14時より自由席整理券を開場受付で配布)

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